めまぐるしく状況が変わり面白いレースだった。
ポールポジションはホンダのジェンソン・バトンがゲットした。
しかし、後ろにはスタートシステムに優れたルノーの2台が続く。
ホンダのエンジニアも1台には先を行かれるのではないかと弱気な発言。
フォーメーションラップ中にモントーヤがスピンし、再度フォーメーションラップに入ったがバトンに並ぶフロントローのフィジケラがまさかのエンジンストール。ピットスタートとなる。
スタート後アロンソはバトンを攻めるが凌ぎきりなんとかTOPを守る。開幕戦にアロンソがスタートからマッサを攻めた場面が甦ったがそこは経験豊富なバトンがその力を垣間見せた。
しかし、トゥルーリやロズベルグがクラッシュし、SC(セーフティカー)が出動する。
再スタートはローリングスタートとなるがバトンの対応がまずく、アロンソに先をいかれる。
再度、SCになるが、前のアロンソを攻めるどころか大きく離され、ライコネンに抜かれた。
バトンはローリングスタートの練習が必要だろう。(当然、行っているはずなのだが。)
佐藤琢磨は周りの混乱に乗じてバリチェロ、クルサードを抑え13位を走る。
去年このような走りが1回でも出来ていれば今年の状況も違うものになっていたと思うが、負けて当然のチームで走ることはプレッシャーもないのか気楽に走れているからなのだろう。
バリチェロはホンダ純正ワークスチームだがフェラーリと違うブレーキシステムに慣れないのか精彩に欠ける。その真価はヨーロッパラウンドにお預けとなった。
フェラーリのシューマッハはトロ・ロッソのリウッツィーにあっけなく前を許し、もうだめなのかと思わせた。
しかしシューマッハはかなりの燃料を積んでおり1ストップ作戦のようだ。
しかしこれからというところで最終コーナーで膨らんでしまい、派手なクラッシュを演じた。最近シューマッハのこんな場面は見たことがないというようなことが多い。集中力が衰えているのだろうか。逆にアロンソが往年のシューマッハのような憎たらしいほどの集中力と安定性を見せる。
アロンソの独走優勝。
ライコネンはバトンを交わし、アロンソに迫れるかと思ったもののついていく事ができなかった。モントーヤも3位を走っていたもののシューマッハと同じ最終コーナーで体勢を崩し、トラブルでも出たのかそのままリタイアとなった。
混戦にまぎれてトヨタのラルフ・シューマッハが3位入賞を果たした。4位にニック・ハイドフェルト。5位には最後にピットスタートから追い上げたフィジケラが前を行くバトンを追い詰め最終コーナーでまさかのエンジンブローを演じたバトンを交わして入った。
バトンはあとほんの数十メートルが走れず入賞さえも逃した。
エンジンから火が出ていたためしかたがなかったが、ゴールしていたら次戦でエンジン交換するとペナルティーを貰うためわざとゴールしなかったのか?とも思われる。
ルノーが頭ふたつぐらいリードしているなと思わせるレースだった。
これからヨーロッパラウンドに入る。ルノー以外のチームも戦闘力を増してくると思われるがルノーの壁は高そうだ。
最近のコメント